//外国人に聞いたらNG!?外国人を内見案内するときの注意点

外国人に聞いたらNG!?外国人を内見案内するときの注意点

外国人ハウジングサービス・マンスリーインタビュー(1月)

 

株式会社リアルエステートジャパンでは賃貸物件への入居を希望する外国人に代わり、弊社が貸主と賃貸借契約を行い、外国人に転貸するハウジングサービスを提供しています。

実際に、外国人の方のお部屋探しをお手伝いする中での生の声を参考に事業部長 清水健がお役立ち情報を解説します。

 

外国人を内見案内するときの注意点

 

ーーー外国人の方を内見案内する時に気をつけた方がいい点があると聞いたのですが、どんな事がありますか。

幾つかあるのですが、主に3つ、気をつけるべきポイントがあります。

1. 国籍

 1つ目は国籍です。内見の際や、問い合わせの電話の時に、国籍をいきなり聞くのは避けた方がいいでしょう。在留カードをまず確認する、尋ねる目的を明らかにした上で聞くならまだしも、信頼関係がまだできていないのに聞くのは人によっては嫌がられるかもしれません。たまにあるのは、ヒアリングシートに国籍欄があると嫌悪感を覚える外国人もいるようです。

世間話のつもりで、国籍を聞いたり、社内のヒアリング項目の中に国籍の項目がある為にすぐ確認している方もいらっしゃるかもしれません。ただ、国籍は意外とセンシティブな問題なので、安易に聞かない方がいいポイントです。

ちなみに、弊社は国籍によって審査基準を変えるなどはしてませんので、より世界中の方にご利用いただきたいです。

2.LGBT

 2つ目は、LGBTに関してです。近年、様々な取り組みが始まっており、それに伴って世間のLGBTに対する意識も高まってきていますが、その余波は不動産業界にも広がってきそうです。外国では社会が認めている国もありますし、誰も偏見を持っていないような国もあるので、偏見を持ちがちな日本人は特に注意が必要です。そういった方にも普通の対応をしてあげることが必要になってくるでしょう。

例えば、LGBTのカップルの外国人に対して「お付き合いなさっているんですか」といった直接的な聞き方は避けた方がいいでしょう。当然ですが、深く追求するなどは、しないで下さい。外国人は割とオープンですが、日本はまだまだです。今後も人権に配慮した対応が求められていくと思います。

3.タトゥー

 最後に挙げられるのがタトゥーです。日本はタトゥーへの偏見や差別が強いと言われています。ある不動産業者のところでは、夏の半袖の時期にたタトゥーをされた外国人入居者希望の方がいらしたのですが、オーナー様がそういったことを気にされる方だったので、内見の際には長袖を着て来るようアドバイスしたそうです。特にタトゥーなどを気になれるオーナー様と一緒の建物に住む時などは注意が必要でしょう。

過去に弊社で配信したタトゥーに関する記事があるので、そちらも参考になさってください

(英文です。)

https://resources.realestate.co.jp/rent/renting-in-japan-tips-for-getting-the-apartment-you-want/

 

大事なことは、日本と外国では文化が違うということを理解すること

様々な人間と共に生きるために必要なことです。

 

外国人に部屋を貸したいけれど抵抗がある、もしくは経験がない場合は、外国人賃貸市場に詳しいスタッフがいる会社にお任せするのも一つの方法です。

弊社ハウジングサービスは国際社会に対応しているので、大きなトラブルはないですね。

 

外国人ならでは!!過去のびっくりエピソードは?

 

よくあるのは、やはり言語の問題ですね。

断水のお知らせなどの日本語での告知・通達書類が読めないので連絡が来るケースがあります。ある外国人入居者様から、水が出ないとハウジングサービスに連絡があり、こちらが管理会社に確認をしましたら断水のお知らせが入っていたのですが、入居者様は日本が読めないために慌ててこちらにご連絡いただいたのです。

断水に限らず、停電や立会いが必要な消防点検なども言葉が通じない外国人の皆様はその時になって慌てて連絡をすることもあります。言葉は身近な問題なので、弊社のバイリンガルサービスは多くの方から好評いただいております。

 

内見のクロージングに!!外国人が知りたいこと

 

最後に、内見時の最後の人押しに役立ちそうなことを聞いてみました。

「日本人とは違う目線で部屋探しをされている方もいます」

外国人が近所にあったら助かるのは、フィットネス系のスポーツジムでしょうね。ジョギングコースや公園など運動ができる場所が近所にあると、外国人にはアピールポイントになるかもしれないです。

そのほか、外国人が一番気にしているのはネット環境です!その次がゴミ出しです。インターネットはほぼ全ての外国人が気にされています。すぐ使えるのか、料金など質問が多いです。またインターネットの契約は外国人にとっては大変面倒なことなので、ネット無料ですぐ使える物件は人気があります。あとは、ゴミ捨て場が敷地内にあったり、24時間ゴミ出しができる物件も人気があります。

外国人に特有なのは、外国人の中には3点ユニットの方がいいという人もいます。フローリングにこだわらないで畳が好きな人もいます。

 

「日本人に限らずまだまだ外国の文化を理解している方は少ないのが現状です。今後の国際社会を見据えて、文化・風習の違いをお互いに理解し、お互いに尊重し、みんなが住みやすい環境作りを目指しましょう。」

 

関連記事:「外国人賃貸住宅不動産市場レポート 2017年9月版

プロフィール

清水 健 (Shimizu Ken)

株式会社リアルエステートジャパン
外国人アドバイザリー事業部・事業部長

幼少期を米国・カリフォルニアで過ごしたのち日本へ移住。国内の大手保険会社に5年ほど勤務して顧客対応におけるB2Cの基礎とCS(Customer Satisfaction)の重要性を学ぶ。その後、自身の英語力を活かしたいとの想いで株式会社リアルエステートジャパンへ入社。顧客対応の経験と自身のバイリンガル性を活かし、外国人のお部屋探しのみならず外国人不動産市場へ参入する不動産会社をトータルサポート。ハウジングサービスの立ち上げに携わり、今現在はサービスの責任者として活躍をしている。