//外国人スタッフに聞いた。外国人がお部屋探しで困っていること!

外国人スタッフに聞いた。外国人がお部屋探しで困っていること!

外国人ハウジングサービス・マンスリーインタビュー(2月)

 

株式会社リアルエステートジャパンでは賃貸物件への入居を希望する外国人に代わり、弊社が貸主と賃貸借契約を行い、外国人に転貸するハウジングサービスを提供しています。

現在、当社には多くの外国人スタッフが活躍しています。その中でも1年半のキャリアを持つタンさんにインタビューを行いました。タンさんは、マレーシア出身で、外国人ユーザー様からのお問い合わせ対応から内見案内のオペレーション、入居後のアフターケアまで幅広く業務に携わっています。

 

「外国人が好きなお部屋を選び、国籍が関係なく入居できるという可能性と達成感が嬉しかったです。」

 

自身も日本でのお部屋探しに苦労したという経験をもつタンさん。実際に外国人賃貸サービス業で働いている実情や外国人が困っていることを聞いてみました。

 

「東日本大震災の年に日本にやって来ましたが、部屋探しは大変でした。」

 

ーーーそもそもハウジングサービスで働こうと決めた経緯は何ですか。

私は日本に興味があったので2011年に留学のために来日し、東京で一人暮らしをしようと思っていました。

しかし、その年は東日本大震災の年で、外国人にとってお部屋を探すことはとても困難な時期でした。なぜなら多くの外国人が震災のあと、突然帰国してしまうというケースが多発しており、外国人に部屋を貸したがる不動産屋さんはあまりいませんでした。実際に私の場合、不動産屋を11件回りました。さらに内見はできても保証人と保証会社が必須という厳しい条件を突きつけられました。私は残念ながら日本人の保証人がいなかったので、結局、学校の寮(シェアハウス)に入らざるを得ない状況になりました。

その経験を活かして、外国人との架け橋になりたいと思い入社したのがきっかけです。

 

外国人スタッフに聞いた!「外国人が部屋探しで困っていること」

 

1. よく分からない費用がかかること

 はじめに聞かれる事は金額です。外国人は予算をベースにお部屋探しをされる方がほとんどですが、共益費などの自国には無い費用について質問をされることがあります。

共益費は管理費とも呼ばれますが、家賃には含まれていない物件も多く、外国人には馴染みの少ない費用になります。他にも、敷金償却費や、原状回復費用、火災保険費用、保証料など、費用の内訳を細かく聞いて来られます。

「これはなぜ払わなければいけないのか、何に使われるのか」と聞いてきます。

外国人にとっては理不尽に取られるようで、なかなか納得しない人もいます。僕自身も日本の風習や不動産に関わる費用に詳しくなるまでは、外国人に説明することも難しかったです。

 

2.部屋が小さい

 続いて、部屋の中身は気にされる方が多いですね。中でも気になるところは、広さ。イメージよりも狭いことが多いです、特に東京は。弊社のサービスを利用される方は、海外から内見なしで契約される方も多いのですが、入居してからやっぱり部屋が気に入らずクレームがある場合もあります。その場合は初期費用が再度かかると伝えると諦める方もいらっしゃいます。

 

3.家具、家電付きの物件が少ない

 3つ目は家具、家電付きの部屋を希望されている方が多いのですが、そういった物件はなかなか出て来ません。外国人が欲しいのは、洗濯機、コンロ、エアコン、冷蔵庫が物件に備え付けである物件です。エアコンは備え付けの物件は多いですが、洗濯機や冷蔵庫などの家電が付いている物件は少ないのが現状です。海外から直接申し込みされる方は、お部屋に家電や家具があると便利に感じるようです。

 

外国人が好きなのは、こんな物件!!

では外国人の成約が決まりやすいのはどんな物件なのでしょうか。

・20m2以上

・3階以上

・お部屋全体が明るい

 

 

 1番は、部屋自体に魅力があるかです。ある程度の広さや、階数、部屋の明るさなどがクリアされれば成約の確率はアップすると思います。前回の記事にもありましたが、さらに、近所にフットネス系のジムがあったり、公園などの自然スポットがあるとポイントがたかくなるでしょう。

そのほか、ネット環境があると助かる外国人も多いです。すぐ使えるのか、料金などの問い合わせのほか、ネットを契約するのに言葉の壁などがあり煩わしいと感じる方が多いので、ネットができるかと聞かれてくる方は非常に多いです。さらにネット無料の物件は引き合いが多いですね。

 

参考サイト:内見のクロージングに!!外国人が知りたいこと

 

「日本人とは違う目線で部屋探しをされている方もいます」

日本人と外国人のお部屋探しの違いについては、また次回に掲載したいと思います。

 

関連記事:「外国人賃貸住宅不動産市場レポート 2017年9月版

プロフィール

陳 梓熙 (Tan Ze Shi)

株式会社リアルエステートジャパン
外国人アドバイザリー事業部

自分は人と人の繋がりが大好きです。相手のニーズを良く分析し、ご希望に答えます。ハウジングサービスは外国人へのメリットにもあり、オーナー様の空室率にも解決できるというお得なサービスです。この両者の架け橋になり、両者が喜べる環境とサービスをご提供したいと思います。