//日本人と外国人のお部屋探しの違いとは!?

日本人と外国人のお部屋探しの違いとは!?

外国人賃貸ハウジングサービス・マンスリーインタビュー(3月)

 

株式会社リアルエステートジャパンでは賃貸物件への入居を希望する外国人に代わり、弊社が貸主と賃貸借契約を行い、外国人に転貸するハウジングサービスを提供しています。

現在、当社には多くの外国人スタッフが活躍しています。その中でも1年半のキャリアを持つタンさんに先月に引き続きインタビューを行いました。タンさんは、マレーシア出身で、外国人ユーザー様からのお問い合わせ対応から内見案内のオペレーション、入居後のアフターケアまで幅広く業務に携わっています。

自身も日本でのお部屋探しに苦労したという経験をもつタンさん。先月に引き続き、外国人と日本人のお部屋探しの違いや実情について聞いてみました。

先月のインタビューでは、外国人の成約が決まりやすい物件は以下の通りでした。

・20m2以上

・3階以上

・お部屋全体が明るい

 

「日本人とは違う目線で部屋探しをされている方もいます」

 

ーーーでは、外国人がお部屋探しをする際に重視することは何でしょうか。

 まずは、金額とエリアですね。

成約に至らないほとんどのケースが金額の折り合いがつかない場合です。僕の経験ですと、予算ベースで決める人が99%ではないでしょうか。ただ、日本の場合、家賃以外に敷金や礼金、鍵交換代金など初期費用が多くかかります。

したがって、予算が20万円の人ですと、家賃は5万円程度の部屋に決まる傾向が強いです。普通、予算が20万円でしたらもう少し高めの家賃を薦めると思いますが、そうすると初期費用も比例して高くなり成約に至りにくいと思います。そのため、低めの家賃のお部屋を薦めることが多いです。これがポイントだと思います。

エリアは職場や学校に便利な場所を探されますね。

次に重視するのは、部屋の大きさです。日本の場合、特に都心はスペースが狭いのですが、イメージよりも狭いと成約に至りにくいです。狭い場合には、部屋の明るさや綺麗さでアピールします。

弊社の場合、外国人の内見の平均数は2−3件位なのですが、その内見で決める方は60%程います。の残り40%は他社で決めるか、引っ越し自体を諦めているかだと思われます。

ただ、弊社は内見せずに、海外から直接入居の契約する方が多いのが特徴です。

 

ーーー内見無しで成約した場合に、トラブル等はないのでしょうか。

特に大きなトラブルはありませんね。実際に入居されてクレームがある場合でも、引っ越しするとなると初期費用が再度必要になると伝えるとほぼ諦めます。クレームよりもよくあるのが、お部屋に入るなり電話がかかってきて、ネットの繋ぎ方やガスや電気などのインフラの使い方に関する問い合わせが入ってきます。

 

ーーーそのほかに、外国人がお部屋探しをする際に重要視することは何かありますか。

少数ですが、ペット可を気にされる方もいます。海外からペットと一緒に移住するため、ペット可が必須の方ですね。あとは、庭付きを希望される方もいらっしゃいます。

 

ーーーでは、逆に日本人は気にするけど、外国人はお部屋探しの際に気にしないことはあるのでしょうか。

駅からの距離は気になされない方もいます。日本人ですと、駅からの距離は重視する人が多く、実際に他社の調査では、「最寄駅からの徒歩分数」はランキングの3位に挙がっています。

参考サイト:引越し先の物件選びで重視するポイントランキング

外国人の場合ですと、徒歩15分でも決まります。おそらく日本人ほど歩くことが億劫にならないからではないでしょうか。

その他、日本人には人気のバストイレ別が、外国人の場合はそれほど重要ではなさそうです。

 

「今後は、外国人の賃貸市場にマッチしたサービスの必要性が更に高まってくると思います」

 

ーーー最後に、日本の不動産事情についてどう思いますか。

 マレーシアの不動産事情としましては、物件のオーナーとの直接的なやりとりが中心になります。なので、初期費用から家賃まで全て相談ベースで決まります。中には、3ヶ月家賃前払いなどの取引もありますね。

マレーシアにはそもそも管理会社がないので、トラブルはオーナーが直接行います。もし浸水などの自然災害の場合はオーナーが修理を担当しますが、それ以外の修理箇所、例えばエアコンやガスなどに問題が発生した場合は自分で修繕します。

自分の住む家は自分で管理する、「自己管理」という考え方が、マレーシアでは一般的です。

 

「日本の管理会社は世界一ではないでしょうか。

管理会社のおかげで、オーナー、入居者にとって住みやすい環境が整っているんだと感じています。

日本は、管理会社が何から何までやってくれるので。」

 

入社した当時は管理会社という仕事に馴染みがなかったため、何から何まで対応するということに驚きましたが、大変便利な仕組みだと思います。

 

あわせて読みたい記事はこちら↓

参考サイト:外国人スタッフに聞いた!外国人がお部屋探しで困っていること!

 

関連記事:「外国人賃貸住宅不動産市場レポート 2017年9月版

プロフィール

陳 梓熙 (Tan Ze Shi)

株式会社リアルエステートジャパン
外国人アドバイザリー事業部

自分は人と人の繋がりが大好きです。相手のニーズを良く分析し、ご希望に答えます。ハウジングサービスは外国人へのメリットにもあり、オーナー様の空室率にも解決できるというお得なサービスです。この両者の架け橋になり、両者が喜べる環境とサービスをご提供したいと思います。