///「スマートコントラクト」:不動産業界にブロックチェーンを繋ぐ重要キーワード

「スマートコントラクト」:不動産業界にブロックチェーンを繋ぐ重要キーワード

この媒体でも、時々不動産とブロックチェーンについて言及しています。

参考: ウクライナでブロックチェーンを使った初の不動産売買が成立し、海外で話題に

ただ、若干分かりにくくなっているのが、

「ブロックチェーン」

「仮想通貨」

そして、今回の記事のテーマになっている「スマートコントラクト」という概念じゃないでしょうか。

 

ざっくりとした3つの関係性

 

一番上位概念になってくるのが、ブロックチェーン技術です。

ブロックチェーン技術自体は簡単に言えば、分散型のデジタル記帳台帳です。

一箇所に記録を残すのでは無く、分散して残すので、事実上書き換え不可能&オンラインな記帳台帳システムです。

詳細は、下記が一番詳しいのですが、ブロックチェーン関連の話の中で一番理解が難しいのが、この根幹技術の部分ですね。

 

仮想通貨は?

ブロックチェーン技術を使うと、デジタル情報の記録が残る。

銀行の通帳と同じように利用出来る。

デジタルな通貨としての機能を満たす。

なので、仮想通貨が成立する、という順番になります。

お金というと、紙幣を思い浮かべてしまうので、イメージが付きにくいですが、

クレジットカードやオンラインバンクなどを考えると結局はセキュリティがしっかりしている中で、デジタルな情報がやり取り出来るだけだよね、という事になります。

 

スマートコントラクトとは?

ブロックチェーンは記帳台帳だという話をしました。

スマートコントラクトは、契約書自体をオンラインで書き込み、実行までプログラミングで自動的に履行させてしまう仕組みです。

冒頭で紹介した事例では、仮想通貨で不動産を購入すると、土地所有権の登記まで書き換えまで自動で実行されています。

  1. ブロックチェーン技術(土地登記をブロックチェーン技術で構成)
  2. スマートコントラクト(土地の売買)
  3. 仮想通貨(決済)

の3つがセットになった事例ですね。

 

つまり

ブロックチェーン技術が不動産業界を変えるというのは、

登記変更・契約・決済

の3つに対してブロックチェーン技術(及び仮想通貨とスマートコントラクト)が使えるので、一気に業界が変わる可能性があるよ、という事になります。

ブロックチェーンが台帳である。

台帳技術を応用して、仮想通貨と登記簿システムが形成出来る。

スマートコントラクトを使うと、契約が自動的に履行され、仮想通貨での決済と登記簿の書き換えが可能。

という流れでした。この3つの理解があると、何故ブロックチェーンと不動産?というのが理解しやすくなるかもしれません。

最後に

日経なんかでも、この話題が出ており、海外では更に先進事例が出てきそうです。

 

著者:リアルエステートジャパン編集部

日本最大級の外国人不動産サイト「Real Estate Japan」に集まるデータに基づいた外国人入居者や投資家の賃貸、売買動向の調査レポート。不動産インバウンド集客に関する情報など、国内不動産の外国人市場のトレンド情報をいち早くみなさまにお届けしております。 現在、リアルエステートジャパンでは、日本の不動産市場の更なる国際化に貢献するため様々な取り組みを行っております。

2017-12-06T14:50:55+00:00 2017年12月6日|カテゴリ: 海外不動産テクノロジー情報|