///海外不動産テック: Co-LivingサービスのCommonが40億円の資金調達

海外不動産テック: Co-LivingサービスのCommonが40億円の資金調達

Co-Living(コリビング)のスタートアップであるCommonが40億円の資金調達を実施しました。

この分野は、コワーキングスペースで有力なWeworkも子会社を設立して、参入している分野で、今後更に注目を集めていくことになりそうです。

ただ、これらのサービスは、「ミレニアム世代向け」という注釈が付きます。

Airbnbもそうですね。一見、意味合いが分かり易いこれらのサービス。何がこれまでのモノと違うのでしょうか。

 

Co-Living(コリビング)ってシェアハウスと同じじゃない?

確かに、個室があります、リビングは共有です、というコンセプトで言えばシェアハウスと同じですね。

Weworkも同様ですが、コンセプトだけで言えば共同オフィス、特に目新しいものはありません。

HPから特徴を見てみると、デザインがしっかりしていて、特に共用部分はスペックが高い。

清掃等、生活的には、余計な家事をしなくて良い。

という特徴が目に付きますね。ただ、それだけで、そんなに革新的なものなの?というのは疑問がのこります。

結局これらの特徴を上回る最大のコンセプトは、Communityという概念です。

 

 

簡単に言えば、各地にあるCommonの施設には出入り自由。他の場所に住む人達ともSNSで繋がることが出来ます。

このあたりの仕組みは、Weworkとも同じですね。

 

 

Communityという概念

ミレニアム世代を説明するのには、2つの象徴的なコンセプトがあります。

両方共この世代を代表するfacebookの創業者マーク・ザッカーバーグの発言に依ります。

一つ目が、facebookのミッションが、

「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」

となった事。

二つ目が、彼がハーバードの卒業式で行ったスピーチ、

あなたの人生の目的を見つけなさい的なよくある卒業式スピーチ」をしたいわけではありません。僕らはミレニアル世代なんだから、そんなことは本能的にやっているはずです。だからそうじゃなくて、今日僕が話したいことは、「自分の人生の目標を見つけるだけでは不十分だ」という話をします。僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」なのです。

という部分ですね。

大前提のコンセプトの部分で、『コミュニティ』『競争じゃなくて共創』といった割りと言い古されているキーワードが根っこから考え込まれているか。

この点が”Co-“系のサービスの根幹にあります。

ミレニアム世代向けのサービスは、使いやすさやビジネスモデルの面では無く、根底にある価値観の部分から違うものを生み出さないと受けるサービスは作れないのかもしれません。

テクノロジーの進化では無く、価値観の変化についていくサービスは、今後も増えてくる可能性があります。

著者:リアルエステートジャパン編集部

日本最大級の外国人不動産サイト「Real Estate Japan」に集まるデータに基づいた外国人入居者や投資家の賃貸、売買動向の調査レポート。不動産インバウンド集客に関する情報など、国内不動産の外国人市場のトレンド情報をいち早くみなさまにお届けしております。 現在、リアルエステートジャパンでは、日本の不動産市場の更なる国際化に貢献するため様々な取り組みを行っております。

2017-12-25T12:01:51+00:00 2017年12月21日|カテゴリ: 海外不動産テクノロジー情報|タグ: , |