//外国の方に分譲マンションを仲介した時のこと

外国の方に分譲マンションを仲介した時のこと

 
私が不動産会社に勤めているときに、中国人の夫婦が来店されました。
旦那さんの方は日本語が全く話せませんでしたが、奥様の方は割と日本語を話せていたので何とか会話をすることができました。

 
話をお伺いした所、マンションを購入したいという事でしたので、私はその夫婦の希望に合うような物件を紹介しました。何件か紹介した内の一つをすごく気に入ってくれて、早速申し込みの手続きを進めていきました。

 
古い分譲マンションでしたので、金額もそこまで高くはなくキャッシュで購入するということで契約を進めていきました。売主さんも既にそのマンションには住んでおらず、県外へと越してしまったので、売れたことに大喜びでした。

 
そして、引き渡し日当日現地で鍵を渡して一応中の設備の確認をしました。特に問題が無かったので、2人にお礼を言った後、私は店へと戻りました。

 
すると翌日、その分譲マンションの管理人から店に電話がきました。その内容は怒りの電話でした。話を聞いてみると、ゴミ捨ての日でも無いのに、ゴミステーションにごみが置かれていたとのことでした。

 
しかも仕分けとか一切していない状態とのことです。防犯カメラを確認してみたら、例の夫婦とのことでしたので、私はひたすら謝りました。契約の際にも引き渡しの際にもゴミ捨ての事や、駐輪場の使い方を説明していたのですが、どうやらちゃんと伝わっていなかったようです。

 
私は早速、奥さんに連絡を入れて事の経緯を説明しました。奥さんは了承してくれてこれで一見落着かと思ったのですが、それから2日後にまた事件が起こりました。

 
その日は可燃ごみの日で、ちゃんとその日にごみを出してくれたのは良いのですが、仕分けをしていない状態とのことでした。今度は奥様と直接対面したうえで、ごみの捨て方を管理人さんと一緒に説明をしました。

 
この後も何度か同じようなやり取りを繰り返し、3か月近くが経過した頃にはまともにごみを捨てることが出来るようになりました。文化の違いを説明するのは難しいことだと思いました。