//大家さんが外国の方に家を貸すのを躊躇う理由

大家さんが外国の方に家を貸すのを躊躇う理由

 
英語の先生をされている方に賃貸マンションの一室をお貸しした時の話です。
 
日本がとても好きとのことで、流暢な日本語をお話になるので、正直、安心していたところはあります。しかし、お貸ししてしばらくした頃、階下の方から夜、にぎやかで困っているという苦情がありました。

 
最近の方はご近所トラブルを避ける傾向があり、苦情が出るのは余程のことと思い、苦情の出ている時間帯に様子を見に行くとパーティーをしている音が外まで漏れていました。

 
これはと思いまずは全体に夜の騒音で苦情が出ているので、注意しても欲しい旨の注意喚起のお知らせをしましたが、治まる気配がありません。それで、ご本人にお願いしたところ、日本的な言い方でお詫びがありましたが、改善の気配がありません。

 
その後、もう一度、お願いしたところ、今度はあからさまに不愉快そうな顔をされ、こんな嫌な想いをするくらいなら貸さなければ良かったと思いました。おそらく向こうも、こんな嫌な想いをするくらいなら借りなかったら良かったと思ったのでしょう。しばらくして退去されました。

 
外国人の方が賃貸を借りる際、大家が貸し渋ることは、まるで大家が差別しているからのように言われることがあります。もちろんそのような大家もいるかもしれませんが、このような経験をした私からすれば心外です。

 
問題は差別だけではありません。外国人の方にも、前例があるから敬遠されているということをご理解いただけたらと、思わずにはいられません。